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竹富島~流れる時の中で~

私の技術的問題で更新が大幅に遅れてしまいましたが、まだ旅行記です(笑)
早朝ヨガのあと、もう一度行きたい場所・竹富島に行くことにした。
石垣島から高速船で10分(この日の船は超揺れてプチ・バイキングのようだった)竹富島に到着。
レンタサイクルの送迎バスに乗り込み、集落へ。
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自転車を借りて散策へ出発。もらった集落の地図を見て、
去年行かなかったところに行こう。
おっと、その前に。たきどぅんでサーターアンダキーを買わなくちゃ。
ここの、美味しかったよね~。
去年は食べなかったけどアイスキャンディーも自家製で
おいしいってガイドブックにかいてあったよ~
今年は食べようね~なんて言いながらお店に到着・・・しばらくお休みします、って・・・。
がっかり。
気を取り直して、まず西桟橋を目指す。
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今はほとんど使われていないようだが、かつて西表島への船や漁業の玄関口だったようだ。
動画、音を消してないので風の音が少々うるさいです、すみません。

他にも去年行ってないところを回ってみたが、
もらった地図がとてもアバウトなのか、道がアバウトなのか、
行けども行けどもたどり着けない迷宮のよう?はっきりした目標物がないのも迷う要因。
急ぐ必要もないので迷い迷い集落を回った。
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ここの風景は去年と同じようにゆったりしている。時間もゆったりと感じる。
すべて去年ここを訪れた時のまま・・・ではなかった。

今、竹富島ではリゾート開発の手が入ろうとしている。
港から集落に向かう車の中から見た風景には「リゾート開発反対!」などと書かれたいくつもの看板を目にした。
竹富島の集落は重要伝説的建造物群保存地区に指定されていて
島では、昔ながらの街並や文化を保存しようとする意識が非常に高い。その例として
•新しく家を建てる場合は必ず許可を得てから、平屋の赤瓦の家(カーラヤー)を建てなければならない。ただし、赤瓦を葺く場合は補助金が支給される。
•窓ガラス等は見えにくいようにすだれなどで隠す。
•建物の外に看板などを露出させることは原則禁止。
•大規模リゾート開発を目的とした土地買収には応じない。
•珊瑚を砕いた白砂の道は、住民の毎朝の掃除によって美しい状態に維持されている。また白砂はアスファルトと違い、雨や台風が来るたびに、少しずつ海に流れていってしまう。そのため、住民は砂浜で白砂を集めてきて、定期的に道を補修している。
などが挙げられる。これらの島民たちの努力の成果により、沖縄の原風景とも言える赤瓦屋根の集落が現在でも残っており、それがそのまま観光資源として生かされている。
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そんな島にリゾートホテルが出来る。それが良いことなのか悪いことなのか。きちんとその内容を知らない私が意見を言うのはどうかとも思うが・・・しかも私は訪れる側だし。
でも島の方々が守ってきたこの美しい景観はずっとここにあってほしいし、今以上の人が集落を練り歩くとどこかのテーマパークのようになってしまうのでは・・・と心配になる。
10分間船に乗って訪れる静かな空間、そんな竹富島が私は好きです。
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今回私は竹富島の集落の屋根に乗るシーサーをいっぱい撮ってきた。これをスライドショーにして「シーサーコレクション」を作りたかった。・・・これが冒頭に書いた技術的問題です。
Sちゃん頼みになったので、公開までまだ時間がかかりそう・・・。乞うご期待??
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by siesta_cat | 2010-07-10 12:46 | 沖縄旅行2010